編集の独り言#7 馬場指数のはなし
暑いですね。直射日光が肌を刺してくるような感触に苛まれ、やれやれといったところです。
今回の編集の独り言は、ずばり!
馬場指数
についてです。
これまで本紙のホームページやSNSで詳しく解説したことが無かったかなと思いますので、この際解説したいと思います。
表紙には必ず馬場状態の予想と馬場指数の予想を記載しています。
凡そこのくらいの馬場感を見込んで予想するとよいだろうというのを天気予報とにらめっこして出しています。

裏表紙の下部には過去6回分の指数を載せています。
それ以前のものはホームページに掲載しています。
これは、馬場ごとのタイム差を算出しています。
各クラスの各距離に基準の連対タイム(1着2着馬のタイムの中央値)を設定し、それよりどのくらい速いのか、遅いのかというのがこの数値です。
しかし、レースによっても差が生まれるためその日の全レースの指数の中央値を採用することにしています。
高知競馬場は不良馬場でもタイムの出方が違ったり、水の含む程度によってタイムが大きく変わってくることがあるのは有名な話かと思います。
そういったものを馬場状態と馬場指数を照らし合わせることによって理解することが出来るというわけです。
紙面の成績欄上では、数値を記載すると多くの数字に混乱したり逆にわかりづらくなる懸念があると感じたため、大まかに7種類のワードに置き換えて掲載しています。

換算方法は以下の通りです。
過軽| ~33|異常に馬場が軽く、水分を多く含んでいる状態。
軽め|34~38|馬場は軽く、過軽ほどではないが、水分を多く含む。前が止まらない。
稍軽|39~42|馬場がやや軽く、少し時計が早い馬場。少しは差しが効くようになる。
並軽|43~47|ほとんど並みと変わらないが、水分は多少含む。平均よりはすこし早い。
並み|48~50|極めて平均的な馬場。先行差しどちらも決まる。
並重|51~55|並みよりは少し時計がかかる。タフな馬場で前がダレやすくなる。
重め|56~ |非常に乾き、時計がかかるタフな馬場。スタミナ勝負で荒れやすい。
並みが48~50ということで、基準(平均)タイムから±0の場合は”50″。
‘+3秒を”60″、-3秒を”40″になる計算です。
2025年の1月の指数からホームページでは公開していますが、一番数値が小さかった(=馬場が軽かった)のは2025年4月13日で”27”。
また、馬場コンディション不良による取り止めのケースでは、2025年5月24日の”29″、2026年4月4日は”30″。
だいたい30以下になると取り止めになる可能性があるくらいのベチャベチャになるというわけです。
逆に最も数値が大きかった(=馬場が乾いていた)のは2025年1月26日の”58″。開催成績を見ると実はそんなに荒れていない感じではあったが、明け3歳のレースが中心だったので同じ3歳戦でもタイムに差が出たのかな…という感じです。
高知競馬場の馬場状態の傾向はこんな感じ


稍軽が最も多く、不良馬場でも並軽が出たり、稍重でも軽めが出たり…。
本当に生き物かのように馬場状態は変化します。
この馬場指数の算出方法を編み出せたのは私の競馬新聞の中でも結構上位の満足度です。他の新聞でも馬場指数を出したりしていますが、自分だけの情報となると数少ないうちの一つと言えると思っています。
ホームページで逐一更新していますので、ご覧いただけると幸いです。
ホースニュース・駿友 – データページデータページsites.google.com
ぜひ予想の参考にしていただければと思っています。
それではまた。